甲子園で敗れたチームの悔し涙を見ていると、どうしてももらい泣きしてしまう。もう泣かずにはいられないといった感じだ。あの涙はとても重い。何より価値のある涙のように思えてしまう。
ひたむきに努力して積み重ねてきたものをすべて出し切ったあとの、感情の爆発のような涙だ。
悔し涙を流しているのは何も野球選手だけではない。他の競技でも数えきれないほどの悔し涙が流れたことだろう。一度も負けないのは優勝するチームだけだから、それこそ他はみんな負けているということになる。全ての競技の悔し涙を見ることはできないから、全国放送の甲子園球児たちの涙の裏に、たくさんのひたむきな涙を想像し、重ね、そして僕はまた泣くのだ。
全身全霊でそこに向かったということ、それが素晴らしいね。
たくさんの勇気とやる気をもらったよ。
ありがとう!